不安神経症という疾病名(病名)がありますが、これは境界性パーソナリティ障害の人のほとんどが併発している病気なのではないかと思います。
その名の通り、不安なのです。
被害妄想と言ってもいいくらいに、なんど「大丈夫」と言われても不安で不安でたまらないのです。不安要素は個人差があると思いますが、たとえば配偶者の浮気を疑ったり、相手が自分に嘘をついているのではないかというような、対人間の不安感が強いと思います。
どうしたらその不安を取り除けるかは、他のページにも書きましたが、何度も何度も不安を解消してあげることです。とても長い時間かかるでしょう。それでも脳内に「大丈夫」が刷り込まれれば疑心暗鬼は消えるのです。
そういう意味ではパーソナリティ障害と相性がいいのは草食系の安全なタイプかもしれませんね。ただし、私の経験からいって、パーソナリティ障害の人ほどだめな男(もしくは女)に惚れてしまうのです。不思議なものですが、幼少期のトラウマが関係しているのではないかと思います。 |