統合失調質　パーソナリティ障害　/パーソナリティ障害とアート

統合失調質　パーソナリティ障害

女性が照れている様子を描いている。顔が二つに割れるのではなく、頭に別の顔があるというのは、パーソナリティ障害の別の苦悩を表現しているのかもしれない。体はやはりヌードである。

スキゾイドパーソナリティ障害は2005年から統合失調質パーソナリティ障害と呼ばれている。
統合失調質パーソナリティ障害の診断基準を書いておこう。
・家族を含め親密な関係を持ちたいとは思わない、、それを楽しく感じない
・他人と一貫して孤立した行動を好む
・喜びを感じられるような活動があったとしても少ししかない
・他人と性体験を持つことに興味がない、あるいは少ししかない
・親しい友人、信頼できる友人がいないか、少ししかいない
・賞賛にも批判に対しても無関心に見える
・情緒的な冷たさ、超絶とした態度あるいは平板な感情
このうち４つがあてはまれば統合失調質パーソナリティ障害なのである。
変わった特徴として、この他に「動物や幼児を手懐けることに長けている」「生活していくうえで支障がないため受診せずに終わることが多い」というものもある。

またしても私らしくないしっかりとした解説をつけた。パーソナリティ障害の分類に関しては管理人ｙｕｔｔｉも勉強しながらの段階なので時々このように堅苦しい文面になるが、基本的には分かりやすく自身の主観で話を進めていく。

統合失調質パーソナリティ障害は性格と言えば性格なのではないだろうか。
以前パーソナリティ障害は性格でなく病気だと断言した。それは、パーソナリティ障害によって日常生活に支障をきたすからであって、日常生活に支障をきたさないこの、統合失調質パーソナリティ障害は「性格」と言ってもよいのかもしれない。

ちなみにｙｕｔｔｉは境界性パーソナリティ障害の症状が最も強いため、この統合失調質パーソナリティ障害とは正反対である。つまりパーソナリティ障害と一言で言っても100人のパーソナリティ障害の人すべてが同じなわけではなく、真逆の症状の人がいることも知っておいてもらいたい。