胎児と　正義　/パーソナリティ障害とアート

胎児と　正義

管理人の作品に多く登場するモチーフ。胎児である。
この作品の胎児は胎児でありながら大人の表情を見せ、周りに描かれる大人は子供のような表情をしている。母親の苦悩とパーソナルへの偏見のまなざしを描いている。
もとは四角いキャンバスだが進化したピカサ（Picasa）3.9により角を大きくまるくして展示している。枠の部分にソフトフォーカスをかけると神秘的な画像にもなる。
展示する際にピカサ（Picasa）で編集加工すると非常に楽である。ウェブ展示のデメリットは画面の小ささ。そこをカヴァーしてくれるのが編集ソフトピカサ（Picasa）だ。ほかの編集ソフトに比べ、短時間で仕上げることができる。初心者向けソフトであるし無料なので、お勧めしたい。

女であるから胎児をモチーフにするのだろうか。男性で胎児を描いている人をあまり知らない。いや、胎児をモチーフにすること自体がタブーのような気もする。堕胎を連想させ、倫理的な問題になってしまうからだ。
パーソナリティ障害は正義の人でもある。正しいことを正しいといい、そこに妥協はない。頑固とはまた違うのだが、自分の意見や信念を曲げないところがある。パーソナルの考える正義が一般的に受け入れられる正義なのであればそこに問題は起こらないのだが、マイノリティであるため、人に理解されえないこともある。その時にやはりパーソナルは悩み苦しむ。自身の思う正義が多くの人に認められないのだ。
正義とはなにか。正義は個々でちがうであろう。ただ、管理人は胎児は正義であると信じている。胎児や赤子の中に「悪」があるとしたらそれこそ絶望して生きていくことに疲れてしまうだろう。。