オイルパスで描いた自画像を展示しています。
「離婚後遺症」というものがあります。最近は何にでも病名がつく時代になりました。離婚をすればそれなりのストレスがかかるわけで誰でも何かしらの不調が生じると思うのですが、現実に使われている言葉で、パーソナリティ障害にも大きくかかわっていますので紹介しておきます。
離婚後遺症とはその名の通り離婚による絶望感が心の病を作り出すことを指します。離婚話が始まった段階からすでに始まります。離婚していないのにもう後遺症が残るのです。不思議ですね。絶望感とともに大きな問題は人に対する不信感が大きくなることです。これは、ただでさえ人間不信なパーソナリティ障害にはとどめを刺しかねない問題です。いい子を演じてきて幸せな家庭をつくろうとした。自身の境遇のようにはしたくなかった。その結果が離婚となると自己嫌悪も大きなものになります。
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