イタズラの トラウマ
パーソナリティ障害と アート;タイトル画像

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自然に腰かける裸婦女性の写真

イタズラの トラウマ


小さいころにイタズラされたことがあります。
小学校1年生でした。友達と遊んでいると知らないお兄さんが声をかけてきました。確か・・・飴をあげるとかいわれたかな。人が来ない草むらに行きました。そこでパンツを脱いでといわれ、逆らえず従い、写真を撮られました。放尿している姿も写真に撮られたと思います。
何が何だかわからなかったものの、悪いことだと思って親にも誰にも言えませんでした。
不思議なものでこの出来事を思い出したのはパーソナリティ障害の症状が強く出始めたころです。嫌なことは忘れるように人間の脳はできているといいますが、本当にそうなのかもしれません。
急に思い出しました。鮮明に。
この出来事はyuttiという人間を作り上げていくうえでとても大きな影響を与えています。ほかの人より早熟で「なぜだろう」と自分で不思議だったのですが、きっとこのイタズラ事件が関係しているのでしょう。今では誰にでも話せます。話すことでトラウマから解放され楽になりますから。ただ一人、母親にだけは話せません。


展示している絵ですが90度ひっくり返した風景と、椅子に座った裸婦デッサンをコラージュしています。風景の色を落として冷たい感じをだして、そこに腰かけているようなイメージでつくっています。
デッサンをする際にチマチマと描く人が多いようですが、私はスラスラと描いていきます。迷いのある時は良い絵は描けませんし、迷いのある精神状態で絵を描くことがまずできません。
絵を描くパワーはパーソナリティ障害の苦しみの大きさに比例します。苦しければ苦しいほど良い絵が描ける。つまり、苦しまなければ絵は描けませんので、安定している状態の時はアート活動から遠ざかっています。
安定とアートは両立できません。

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